太宰府天満宮宝物殿で開催された『受け継がれる名筆-青山杉雨・髙木聖鶴・髙木聖雨三人展』のグラフィックデザインを担当しました。

フライヤー、ポスター、そして小冊子をそれぞれ3人の代表的な作品で3パターンつくり展開。色は基本的にすべてスミ1色のみですが、フライヤーではスミの濃さを出すために、書の部分のみ黒の2度刷り、活字部分は1度刷りで微妙な濃淡をつけました。また、会期中に新元号発表を迎え、その元号が太宰府の梅が由来になっていたことから、急遽新作「令和」を書いていただき、新たなフライヤーも制作しました。

小冊子は表紙のみ作品と紙色をかえて好きなデザインから選べるように。ハンマートーンGAという凸凹質感の強い紙を効果的に使えたと思います。